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梅乃宿 1995年 純米大吟醸 斗瓶取り生原酒

新年あけましておめでとうごさいます。
久しぶりのブロクになりましたが、本年もよろしくお願いします。

 先日なじみのお客様と梅乃宿の話になりました。お客様いわく、自分は、昔飲んだ石原杜氏(梅乃宿の前杜氏)のお酒を飲んで、日本酒が好きになったんだよ。と話されました。

私がその石原杜氏のお酒でしたら、まだ数本ですが持っていますと返事しましたら、ぜひ飲んでみたいということになりました。

お酒は、1995酒造年度の山田錦40%精米の純米大吟醸の斗瓶取りの生原酒です。蔵と当店の冷蔵庫で10年以上もゆっくりと、時を刻んできたお酒です。

造り手の石原杜氏は、既に引退されており、杜氏の酒は、もう蔵にも在庫はなく、梅乃宿特約店の中でも、極わずかなお店に数本ほどしか残っていないと思われます。そんなとても貴重なお酒です。


ご購入の際にお客様より、「よければあべたやさんも味見して下さい。」とありがたいお声をかけていただいた。めったにない機会を与えて頂き感謝申し上げ、そっと封を切りました。

 グラスにゆっくり注ぎいれる際、ほのかに果実系の香りがした。そしてそのグラスをお客様に手渡した。しばらくして、戻ってきたグラスにもう一度鼻を近づけると、やわらかな熟成香が立っていた。もっと老いた香りかもと想像していたが・・・ その時点でコンディションはとても良いゾ!と期待が膨らんだ。

色はやや黄金色をしているが、透明感もあり艶っぽかった。含むと第一印象は、やわらかい。続いて円い旨味がゆっくりと広がる。旨味の中に、やさしい熟成感も感じる。のど越しは極めて滑らかで、長い余韻が続く。この余韻の長さで、重ねてきた年月を知らされる。

一口目から二口目まで、約5分くらい経過したでしょうか。その短い時間でもこの酒は表情を変化させた。よりふくらみが増し、熟成感も増しより余韻も長くなりました。う~ん、何ともいえない幸福感を感じました。旨いとかまずいとかより、このクラスの酒を味わえた幸せの方が大きいかったかもしれません。

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コメント

happy01ああ、羨ましい。私も同じ気分になりたいです。heart04

投稿: のぶ&のぶ | 2010年1月13日 (水) 08時00分

のぶ&のぶ さん、こんにちは、コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新酒のようにピチピチもいいですが、
熟した酒にはなんとも言えない旨味がありますね。

人が造り、そして時が造りだす妙味なんでしょうか。
いい経験をさせて頂きました。

投稿: abetaya | 2010年1月13日 (水) 22時47分

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